「本当の恋愛をすれば変わるよ」

一度は辞めたのですが学生時代から勤めているコンビニのバイト仲間と恋バナをしていて、こちらの経験を話せる限り、笑い話にできる程度に、自虐って話していたら「本当の恋をすれば変わるよ」と言われました。実は同じコンビニで、もう辞めてしまった人なのですが同じことを言ってきた人がいました。3年ほど前の話です。
3年前、こう言われて「本当って何?あなた方のして恋愛はそんなに崇高なものなの?」と内心反発していました。正直今でも思っているあたり、私の恋愛に対しての感情は成長していないなとは思います。それに20過ぎてまともなお付き合いを出来てないあたり何か致命的な欠陥があるのだろうな、とも。

本当の恋愛ってなんでしょう?今考えると私が恋愛というものに振り回され、きちんと向き合ったのは高校時代だったと思います。その人のことが忘れられず、大学に入ってからも引きずっていました。大学に入ってから一度彼と再会してしまったのも引きずってしまったのも原因なのだと思いますが。
確かに彼とお付き合いをすることはありませんでした、酔った勢いとはいえ告白もしましたが見事に玉砕しました。これは本当の恋愛ではないのでしょうか?私の彼に対する想いすらも否定されてしまったようで、お前ら何も知らないくせに本当の恋愛が云々とか説教すんじゃねぇ!って思ってしまうのです。知らないも何も、話してないんですけどね…

れん―あい【恋愛】
[名](スル)特定の異性に特別の愛情を感じて恋い慕うこと。また、男女が互いにそのような感情をもつこと。「熱烈に―する」「社内―」

だそうです。そう考えると、前半の部分はクリアできてるわけですよね。でも、後半はまだ出来ていない。そういう意味では「本当の」恋愛をしていないのかもしれない…と少し文を書きながら冷静になりました。
彼に対する想いは偽物ではありません。今だからこそ苦い初恋だったと振り返ることもできます。「本当の〜」というセリフは、恋愛という辞書の意味の後半にあたいすることがいい年して出来ていないというコンプレックスを指摘されたようでカチンときてしまったのかもしれないです。